学生時代に台東区のアメ横でアルバイトをしていました。
私の大学生時代は30余年前になります。
当時は上越線と東北線の始発駅は上野駅で、まだ新幹線は東海道新幹線以外走っていなかった時代の事です。
私は大学2年の12月、大晦日も迫り賑いだしたアメ横を訪ね、ある海苔屋の店に飛び込み、アルバイトで使ってもらうことをお願いしました。
台東区には浅草の他にも有名なアメヤ横丁というのがあり、毎年大晦日になると年末の買出し客でごった返す様子がテレビなどで紹介されます。
私はそのアメ横のアルバイト店員になったのでした。
台東区役所は上野駅の正面にあります。
アメ横も上野駅の近くにあります。
私は毎日池袋のアパートから山手線に乗って大学に通っていましたが、授業が終わるとやはり山手線で高田馬場から上野駅まで行きアルバイトに通っていました。
アメ横の山手線のガード下に私がアルバイトをしていた海苔店がありました。
この店は30年余り経った今でもあります。
私がやっていた事は、お客の呼び込みでした。
店先を通る人に声を掛け商品である海苔を買ってもらうのが仕事でした。
呼び込みのアルバイトを始めてから1週間くらいは、恥ずかしくて店先を通る人に声など掛けられませんでした。
ところが、次第に慣れてくると度胸が付いたのか、声を掛けられるようになっていきました。
その内、自分でも驚くほど饒舌になり、歯切れのいい呼び込みができるようになりました。
アメ横でのアルバイトは1ヶ月ほどでしたが、辞める頃には一人前の呼び込み店員になっていました。
番頭さんには正社員にならないかと勧められるほどになっていました。
今でも台東区と聞く度に、アメ横でのアルバイトの事を懐かしく思い出します。